2年ぶりにオールタイムベストを更新しました。
前回は50でしたが、今回は100本選出してみました。
前回と比べると、上位にもかなり変動が出ていますが、
1作家1本の原則に従い、総合的に考慮して順位をつけました。
とくに50位以下は混戦になっており、
悩んだ末にランクインしなかった作家が多数おります。
グリフィスとかムルナウとかベッケルとか入っていないですね。シュヴァンクマイエルもクストリッツァも。
とはいえ、どれも本当に素晴らしい作品ばかりです。
100本、1位から一気に文字情報だけで羅列していきます。
久保田和馬のオールタイムベスト100(2016年版)
1『はなればなれに』ジャン=リュック・ゴダール
2『去年マリエンバートで』アラン・レネ
3『バルタザールどこへ行く』ロベール・ブレッソン
4『第三の男』キャロル・リード
5『巨人と玩具』増村保造
6『東京物語』小津安二郎
7『牯嶺街少年殺人事件』楊德昌
8『皆殺しの天使』ルイス・ブニュエル
9『夜の人々』ニコラス・レイ
10『結婚の夜』キング・ヴィダー
11『四月』オタール・イオセリアーニ
12『バトル・ロワイアル』深作欣二
13『雨月物語』溝口健二
14『あんなに愛しあったのに』エットーレ・スコラ
15『さすらいの青春』ジャン=ガブリエル・アルビコッコ
16『ロシュフォールの恋人たち』ジャック・ドゥミ
17『誤発弾』兪賢穆
18『歴史は夜作られる』フランク・ボーゼージ
19『洲崎パラダイス赤信号』川島雄三
20『世界』賈樟柯
21『白い少女』ジョルジュ・フランジュ
22『巴里の女性』チャールズ・チャップリン
23『情婦』ビリー・ワイルダー
24『市民ケーン』オーソン・ウェルズ
25『イリュージョニスト』シルヴァン・ショメ
26『東京上空いらっしゃいませ』相米慎二
27『フェリーニのアマルコルド』フェデリコ・フェリーニ
28『洪水の前』アンドレ・カイヤット
29『七月のクリスマス』プレストン・スタージェス
30『早春』イエジー・スコリモフスキ
31『熊座の淡き星影』ルキノ・ヴィスコンティ
32『ツリー・オブ・ライフ』テレンス・マリック
33『欲望』ミケランジェロ・アントニオーニ
34『ピクニック at ハンギング・ロック』ピーター・ウィアー
35『ツィゴイネルワイゼン』鈴木清順
36『ドリーマーズ』ベルナルド・ベルトルッチ
37『彼女が消えた浜辺』アスガー・ファルハディ
38『ゲームの規則』ジャン・ルノワール
39『TOKYO EYES』ジャン=ピエール・リモザン
40『禁じられた遊び』ルネ・クレマン
41『白い恋人たち』クロード・ルルーシュ
42『シベールの日曜日』セルジュ・ブールギニョン
43『恋人までの距離』リチャード・リンクレイター
44『ヒポクラテスたち』大森一樹
45『巴里の空の下セーヌは流れる』ジュリアン・デュヴィヴィエ
46『メコンホテル』アピチャッポン・ウィーラセタクン
47『アニー・ホール』ウディ・アレン
48『ホーリー・モーターズ』レオス・カラックス
49『花様年華』王家衛
50『サクリファイス』アンドレイ・タルコフスキー
51『ラ・ジュテ』クリス・マルケル
52『恋ざんげ』アレクサンドル・アストリュック
53『ハイスクール白書 優等生ギャルに気をつけろ!』アレクサンダー・ペイン
54『ロートリンゲン!』ジャン=マリー・ストローブ&ダニエル・ユイレ
55『ロリータ』スタンリー・キューブリック
56『ウォレスとグルミット ペンギンに気をつけろ!』ニック・パーク
57『マルホランド・ドライブ』デヴィッド・リンチ
58『バンカー・パレス・ホテル』エンキ・ビラル
59『セリーヌとジュリーは舟で行く』ジャック・リヴェット
60『死刑台のエレベーター』ルイ・マル
61『血』ペドロ・コスタ
62『アナとオットー』フリオ・メデム
63『厳重に監視された列車』イジー・メンツェル
64『青い青い海』ボリス・バルネット
65『アウトサイダー』フランシス・フォード・コッポラ
66『ニースについて』ジャン・ヴィゴ
67『モンド』トニー・ガトリフ
68『安城家の舞踏會』吉村公三郎
69『ニコラ』クロード・ミレール
70『そして人生はつづく』アッバス・キアロスタミ
71『四季ユートピアノ』佐々木昭一郎
72『世代』アンジェイ・ワイダ
73『好人好日』渋谷実
74『盲目の梟』ラウル・ルイス
75『ベティ・ブルー/愛と激情の日々』ジャン=ジャック・ベネックス
76『ファンタジア2000』ドン・ハーンほか
77『ファンタスティック・Mr.FOX』ウェス・アンダーソン
78『そこに光を』レイス・チェリッキ
79『マイ・バック・ページ』山下敦弘
80『愛を乞うひと』平山秀幸
81『千と千尋の神隠し』宮崎駿
82『美しき冒険旅行』ニコラス・ローグ
83『M』フリッツ・ラング
84『吸血鬼』カール・テオドール・ドライエル
85『アニエスの浜辺』アニエス・ヴァルダ
86『恐怖の報酬』アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
87『ぼくの彼女はどこ?』ダグラス・サーク
88『火の馬』セルゲイ・パラジャーノフ
89『エル・スール』ビクトル・エリセ
90『秋津温泉』吉田喜重
91『ヘカテ』ダニエル・シュミット
92『駅馬車』ジョン・フォード
93『花を摘む少女と虫を殺す少女』矢崎仁司
94『ハロルドとモード 少年は虹を渡る』ハル・アシュビー
95『下女』金綺泳
96『ギャング・オブ・ニューヨーク』マーティン・スコセッシ
97『エクソシスト ディレクターズ・カット版』ウィリアム・フリードキン
98『ルイーズ(Take2)』ジグフリード
99『探偵スルース』ジョセフ・L.マンキーウィッツ
100『夏の妹』大島渚
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